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日本経済 モノの値上がり

石油元売り大手がガソリンの卸値を引き上げたことにより、9月以降原油は史上最高値を更新している。それに伴い弊社も今年に入ってから同一商品を4回目の値上げを行っている。特にプラスティック成型品は店頭価格が昨年と比べると3割以上高くなっている。食品のように割高感を感じにくいのは、購入頻度が高くないからであろう。来年は日清食品のカップ麺が値上げをする。マヨネーズは6月からすでに10%あがっているし身近な食料品の値上げ幅もあるだろう。日本経済は首相交代と年金問題、政治資金いう無駄な時間で世界経済の重要な局面である今年を使い切ってしまったように感じる。円安は無理矢理支えられ、日経平均も村上ファンドや誰だっけライブドアの人達の影響で単ににわか投資家が増えたから株価が上がり、実体のない景気になっているのかしら・・。ただ確実に回復はしているし、安定感は出て来ていると思う。それは生活感覚がここ数年の水準に慣れたからかな。アメリカのサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)の焦げ付きで世界経済の先行き不安が再熱したけれど、新興国の成長(インド、シンガポールなど)が原油を含めた需要増と設備投資でバランスをとっている現状が、一回りする来年は世界景気が回復すると思われる。すると独占に近い商品は一斉に値上げになるだろうな。しかし、片側で訴求品やオリジナリティーのない値段だけの商品は更なる値下げに追い込まれるだろうね。為替が1ドル130円ぐらいになればその手合いの商品は完全撤退だろうけど。例えば、「ポテトチップスやカップ麺」は製造出来るメーカーが少ないので、強気に値上げができるけれど「米菓やうどん」は多く中小メーカーも存在するので簡単に値上げができないのが現実。弊社の取り扱いも同じで、少量ながらも特徴のある商品を扱っているメーカーは強気です。また同じような商品を至る所でみかけるメーカーの値上げは年明け以降受けない、または代替えメーカーにて対応使用と考えています。大体此の手合いの商品はほとんど便乗値上げですしね。
川上から強いインフレの圧力がかかっても、消費者に近い川下の購買行動は出来るだけ安くという部分では変わらない。食品に関しては、安全性=高い=国産のような図式が出来上がっているので、より複雑になりそうだ。大手と戦う為に身を削って安く販売する事や、売上より利益を重視する傾向が金融債務の観点から市場経済の回復に繋がったと思われるが、大手集約の2極化が叫ばれている現実もある。来期以降、上場企業は当たり前のように昨年以上の利益確保に動く為に市場はまた無意味なデフレを誰かがするから、値上げの実態が掴めないんだよね。量より質と本気で企業が考えるなら、一番悪いのは誰でしょ?自分は100円均一だと思う。あれは商品の下限をつくり、確実にマーケットを変えている。ビジネスとしての成功を価格のみに特化した爆弾には、接客や商品クオリティーを感じられないしね。一番嫌いなのは均一価格だということ。商品は夫々に製造工程があるから同じ価格で商品を揃える事自体が粗利も売上もミックスして考える致命的な問題じゃないかな。消費行動が100円均一に目を向けなくなれば、すぐになくなるんだけどな。

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