水色のパンツ、ボクね。一番後ろからスタートした。

骨折後216日、ちゃんとしたロングディスタンスレースになる。
いろいろな事、諸々の事で、わたわたでばたばたな8月。やらなきゃいけない事ばかりだけど、この遠泳大会も毎年自分に課せたイベントになってる。
数年前までは想像もつかない距離だと思ってた。でも少しずつ積み上げることで可能になった気がする。
でも今年初めの骨折。色々想定外の出来事。失った物も多いけど、そこから学んだことも多い。
今回のスポーツイベントもその一つだった。
【挑戦を楽しむ事】そんな感じ。だから別に一生懸命練習に取り組むわけでもなく、無意味に緊張するわけでも無く。とりあえず【完泳】。そこだけが目標だったスタート直前。
前日買ったばかりのゴーグルの紐が切れた。
まぁそんな事もあるよね。予備のゴーグルが用意されてる訳でも無く。まぁ裸眼で泳ぐことも覚悟した。
でも預けた荷物にアクセス出来て、なんとか予備で持ってたゴーグルを持って、一番後ろからのスタートになった。
いつもならフロントラインでガリガリ勝負だぜ、おらぁ!的な感じだったけど。
ボクの足はまだ折れてるまま。
そしてスタートを見守ってくれているGFに手を振りながらスタートのホーン。
始まりました、基地外沙汰(誤変換万歳)の10km水泳。ばったばたの水中プロレスをくぐり抜け、おそらく500mを越える頃には集団もばらけてた。
ボクはいつもみたいにがんばって!みたいな感じじゃなくて、自分の泳ぎをするだけだ。とりあえず完泳を目指すんだって考えながら姿勢だけを意識。
んで、3時間も何考えながら泳ごうかなって想いながら、同じぐらいのペースの泳者を探してた。
水泳は誰かの流れの後ろについて行けば、かなり楽ちん。※社会も一緒で誰かの後ろについて行くのはかなり楽ちん。
自転車も水泳も抵抗を減らすためにドラフティングするのだ。自動車で言うところのスリップストリームね。
そうやって姑息な手を使いながら、ひたすら完泳だけを目指す。速さや順位は今回は関係ないの。
目標は【制限時間内での完泳】だから。
どうだろ、4-5kmぐらいは良い集団に入れたから楽ちんだった。先頭は誰かが引っ張ってくれて、ボクは何も考えず、自分のフォームとピッチだけを気にして泳いでた。
この辺も社会や会社と一緒で、集団の中で持久力温存、スタミナの無駄遣いをせずに淡々と刻む。
5kmのエイドステーション。
RED BULLの秘密兵器を投入(日本未発売品)。そしていけなかったのが時間を聞いたこと。
なんと10時15分って言われた。5kmを75分で泳でた事が判明。余裕ぶっこいてしまった。
なんだ、出来るじゃん?←こう言う有頂天が一番いけない、仕事においてもそうなんだけど。
制限時間210分のレースの半分を75分で泳いだ事に満足してた。
そんでもって8kmまでが長かった。途中おしっこはしたいし、集団からもはぐれちゃう。単独泳のしんどい展開。
これも人生とダブる。上手く集団に属して泳ぐことがどんだけ楽か思い知らされる。
そこからボクの脳みそはいろいろな事を考え始めた。※どっちがよい、わるいじゃなくて自分の選んだ道を客観的に分析ね。
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コースロープが張られて水温が調節された最高の施設のプールを泳ぐ人。(国立や私立最高級プール)
天井が破れた、管理がなかなか行き届かないプールを泳ぐ人。(中小企業?)
プールで泳ぐ事を選ばなかった、海で泳ぐ人。(なんもない個人事業。ボクじゃん!)
ゴールの方向やペース、設備に装備。気象状況や水質みたいな環境も。みんな今の社会に当てはめて考えてみたり。
ただ単に速くゴールを目指したいのであれば、泳がずにボート?とか陸を自動車で移動すればいい。
ただ単に完泳を目指すのであれば(制限時間がなかったとして)、ゆっくりのんびり行けばいい。
ただクラゲは出るわ、腹は減るわ、腕は痛くなるわ、口はしびれるわ。
色々起こるわけ。でも備えあれば憂いなし。みたいな感じでゴーグルだって予備を用意しておいたから助かったようなもの。練習もしっかりやってれば、すんなり泳げたはず。クラゲは運だね。口がしびれるのはまぁ毎度の事。みたいな感じで、色々人生を考えながら泳ぎ続けたの、ゴールに向かって。
一人でやれることは、もう大概やっちゃったしね。次挑戦出来るプレイで言えば、落命プレイぐらい。命をかけた挑戦ぐらいか。って想いながら。
あーなげー日記だな、これ。うざいね、ごめんなさい。ま、ボクの記憶のメモなので。
で、ゴールまであと1km。
成績や順位、タイムなんて別にクソ食らえ状態なので、完泳だけを目指した泳ぎ。
がんばらない、全く。やる気?全くない。ただ疲れた印象。ぐだぐだになってゴールになだれ込んだ印象。
そう、惰性でゴールした、時間内で。
達成感はあるけど、贅沢言えば、しっかり最後まで泳ぎ切れた方が良かったと思う。
まぁ、たまにはこういうこともあるよね。足も痛いし。
まだくっついていない足を引きずりながらゴール。ありがとうございました。炎天下運営に携わった皆さん。おかげで無事レースを終了できました。
ありがとうございました、GFさん。君がいてくれたおかげで最後までとりあえず泳げました、腐らず。
ちなみにボクのそばには60歳以上の方も何人かいました。去年も書いたんだけどね、同じようなこと。
2007年から数えて3回目になるこの10kmのレース。来年も泳げると良いんだけどねー。